生後6・7ヶ月の腰座りから利用できるタイプの多いB型ベビーカー。ですが、チャイルドシート(トラベルシステム)を乗せる事で新生児や低月齢から利用することができます。我が家はバガブーのバタフライにcybexのチャイルドシート(エイトン S2 i-Size)を乗せて生後2ヶ月から使用していましたが、振り返ると正直ちょっと大変だったかな…と思う点がちらほら。
トラベルシステムで後悔しないかな?など、気になっている方に向けて、使ってみて具体的に大変だったポイントをお伝えします。
この記事では感想をご紹介しています。バガブーのバタフライにチャイルドシートを取り付ける方法についてはコチラの記事に詳しく書きました↓
はじめに:こんな感じで利用してました
実物はこんな感じです。結構大きくなりますが、幅はないので改札は通れますし、フルフラットのA型とそこまでサイズ感に大きな差はないかな?という感想。ストッケのストローラーと比べたらこちらの方がコンパクトに感じるサイズ感だと個人的には思います。
大変だったポイント① 気軽にたためない&指定席特急に乗るのも大変
一番振り返って大変だったのはここだな、と思います。
購入する前は、「ベビーカーの上にチャイルドシートが乗ってるだけだし、何かあれば降ろしてたためばいいよね」と気楽に考えていましたが、
① チャイルドシート(約4kg)+赤ちゃん(約4kg以上)=8kg以上の重いかつドデカチャイルドシートを外し
② ベビーカーに積んでいるお出かけの荷物を降ろし(抱っこ紐やオムツ、ミルクなどでボリュームあり。また、母の荷物もある)
③ ベビーカーを畳む
のは、到底気軽にできる芸当ではありませんでした…
また、たたんだ後、仮に階段を登るとしたら、赤ちゃん、チャイルドシート、ベビーカーの重いものトリプル持ち+荷物を持つ、というのは
1人の大人では普通にキャパオーバー
に近いと思います。特に赤ちゃん用のチャイルドシートは、どんなにコンパクトなものでもそこそこ大きく、嵩張ります。
この気軽に畳めない&チャイルドシートが嵩張る問題を一番感じたのは、指定席タイプの特急電車に乗ろうとした時。指定席タイプの特急電車はそもそもベビーカーは畳んで共有スペースに置くことになりますが、じゃあチャイルドシートはどこに置く…?という問題が。足元のスペースに入れるのか?座席を一つ取る?デッキに放置するわけにもいかないし…(ちなみに、我が家の場合は旅先でベビーカーをレンタルすることにして落ち着きました)
特急列車でなくても、狭いお店や予期しない公共交通の混雑など、ベビーカーをたたまなくてはならないシーンに遭遇した際、チャイルドシートという大きいものをどう取り回すのか、という問題が一番大きい所だと思います。
大変だったポイント②とにかく重い&ベビーカーの走行性が落ちる
前述したように、チャイルドシートと赤ちゃんの重さでベビーカーに乗るものの重さは8kgオーバー。この点についても私は購入前「どうせ赤ちゃんが1歳手前になればどうせ8kg位になるんだから余裕でしょ」と謎の自信wを持っていました。
しかし、実際いきなり8kgになるのではなく、徐々に成長して8kgになっていくのが赤ちゃん。産後2〜3ヶ月のまだ体力が回復しきっていない時期に、実際の赤ちゃんの体重+4kgのチャイルドシート+ベビーカーの重さを押して歩くのは、結構きつかった!坂道の時など「私なんで台車押してるんだっけ…」と思ってしまう程、ヒーヒー言いながら押していました…。
また、人間が直接シートに座るのと、アダプターをつけてチャイルドシートが乗っているのでは重さのかかり方が違うのか、ベビーカー自体の走行性も明らかに落ちていて、特に段差によく引っかかって大変でした。
じゃあ良かったところは…?
一番個人的に良かったのは、「好きなデザインのB型ベビーカーを低月齢から使える」事。ベビーカーは色々見ましたが、どうしてもバガブーのバタフライを使いたい!という強い希望があった我が家にとって、使用できるようになる生後6ヶ月なるまでの繋ぎとして(お出かけを開始した生後2ヶ月〜5ヶ月いっぱいまで)チャイルドシートは活躍してくれた存在でした。
また、車でお出かけの際にそのまま使える事や、友人宅に遊びに行った際に赤ちゃんの居場所になる、などもメリットだったかなと思っています。
まとめ:ライフスタイルに合っていればあり、かも。
総評としては、ベビーカーをたたむ必要のあるシーンが多い都市圏で電車やバスを利用する方よりも、車移動メインでベビーカーは車から降りた後の移動にチョコっと使う、という方にはお勧めかなと個人的には感じています。ライフスタイルを具体的にイメージしながら、納得のいくベビーカー選びができますように!