子どもの通学に伴いGPSを用意した我が家。普段ならあれこれじっくり検討するのですが、「新学期までに間に合わせたい!」と慌てて「まもサーチ3」を購入。結果、正直後悔しています…その理由を、まもサーチ3を実際に利用して感じたメリット・デメリットと併せてご紹介します。
最初に…まもサーチ3は良い商品だと思います!
最初に、誤解のないようにこれだけは。まもサーチ3自体はとても良い商品だと思います。後述するように、シンプルながら必要な機能も揃っており、月額使用料も安価で使いやすいと感じています。
では、良い商品なのに何故後悔をしているのか。それは単純に
「我が家の使いたい用途」に合っていなかった!
からです。
GPSをどう使って、親は何を確認したいのか具体的にイメージをしつつ、様々な商品を見ておくべきだったと後悔しています…そんな反省している目線から、具体的にまもサーチ3のメリットとデメリット(後悔の理由)を記載していきたいと思います
【まもサーチ3 を使ってみて…メリット①】GPSの精度はまずまず
GPSを購入するにあたって、一番気になっていたのは精度。子どもが今どこか正確に知りたいけど大丈夫?というのが不安でした。これについて、まもサーチ3は「定期更新間隔」の設定ができ、頻度優先モードでは居場所を1〜2分間隔で更新してくれます。(バッテリー優先モードでは3〜4分)1〜2分なので超リアルタイムではありませんが、今この辺りにいるな、今家に近づいてきているな、というのは大体把握できます。
実際の画面はこんな感じ
今いる場所の表示+移動履歴も確認できます。これを見て頂くとわかるように、たまに位置のトビや若干のズレはありますが、おおよそどこにいるのか、どの道を通ったのかは把握できると思いますし、この点については満足しています。
エリア設定をすれば、指定の場所から出た・出ないもわかる
任意の場所を起点にしてエリア設定(0.1km〜1kmまで可能)をすると、そのエリアに「入った」「出た」の通知を受け取る事ができます。いくつも設定ができるので、この機能を活用すれば「学校から出た」「駅に着いた」「習い事先についた」などの度に通知を受け取ることができます。こちらの機能も使ってみて、更新間隔1〜2分にしていれば比較的リアルタイムで受け取れる印象です。
【まもサーチを使ってみて…メリット②】両親など複数人でみまもれる
我が家はエアタグも持っていますが、こちらは1つのappleIDに一つのエアタグしか紐づけられない為、夫婦で見守る事ができず、不便であまり使わなくなってしまいました。(→2024年2月追記・iOSのアップデートにより、エアタグも1つのエアタグで複数名紐付けできるようになりました!)まもサーチ3は一つのGPSに対して、メイン管理者+サブ管理者(複数名登録可能)を設定する事ができます。我が家は夫婦で子供のGPSを確認していますし、祖父母など他の方を追加して複数人で見守れるのでとても便利だと思います。
【まもサーチを使ってみて…メリット③】電池の持ちが良い/月額500円
充電は1ヶ月半に1回でOK。残量が少なくなるとアプリで通知してくれる。
まもサーチ3の充電の持ちは頻度優先モード(1〜2分更新)で最大6週間となっています。これは本当にその通りで、1ヶ月電源を入れっぱしでも充電は40%程度残っています。また、残量が少なくなるとアプリで通知がくるので、普段は存在を忘れて放置していても何も問題ありません。
(また、蛇足ですが上記のように我が家はエアタグも併用しているものの、エアタグは充電できず電池交換が非常に面倒な為、そもそも充電で済むのは楽だと感じています)
使用料金は月額約500円
購入代金に加え、GPSは月額使用料がかかります。まもサーチは528円(税込※2024年2月現在)となり、下記のような代表的な子供向けGPSと足並みは揃っています。個人的にはワンコインの範囲なら良いかな?という印象です。
まもサーチ | 528円(税込) |
みてねGPS | 528円(税込) |
BOTトーク | 528円(税込)又は748円(税込) |
あんしんウオッチャー | 539円(税込) |
【まもサーチを使ってみて…デメリット①】本当に見守るだけ。双方向コミュニケーションが取れない
ここまでメリットを記載してきましたが、ここからはデメリットであり、後悔しているポイントを記載していきます。
まず、最大の後悔ポイント。まもサーチは音声でのやり取りができないので、本当にGPSを眺めている事しかできません。見ていて「あれ?変なところにいるかも?」と思っても、「動かずそこで待ってて!」と思っても、こちらからは何もアクションできません…。真ん中に連絡ボタンがあり、ボタンを押すと通知が飛びますが、実際そのボタンを押した所で何を困っているのかわからないし、親からどうして欲しいのかを子どもにも伝える事はできません…
これが他社製品なら、ボイスメッセージを送り合う事ができたよな…とか、早々にキッズケータイに切り替えたい、だったら最初からキッズケータイ持たせた方が安心だったかも、と後悔しています…
我が家なりのデメリット対策
通知が一方向なので、連絡ボタンを押した時の「約束」を決めています。具体的には「困ったら押して、その場所で動かず待っていてね、そうしたら迎えにいくよ」と伝えている形です。
【まもサーチを使ってみて…デメリット②】もっと機能が沢山の商品がある
他社の製品にはボイスメッセージ機能以外に、GPS以外に携帯基地局をキャッチしてくれるタイプや、周辺温度を教えてくれるなど、高機能のGPSが沢山存在します。
一方、そういった機能のものは充電が1週間しか持たない、月額利用料が高いなどのデメリットもありますので、一長一短ではありますが、せっかく持たせるならもう少し高機能のものを買えばよかった…と感じています。
【まもサーチを使ってみて…デメリット③】なくした時どこにあるかわからない!
まもサーチをランドセルのポケットにポーンと入れていた我が子。ですが、ある日勝手に出してしまったようで、ランドセルの中にない!
前述の通り、まもサーチはざっくりの場所しかわからない為、学校にある事はわかるけど、学校のどこにあるか全くわからない、という事になってしまいました…。(GPSなのに…)
エアタグなら音を鳴らすことができるのですが、まもサーチは音を鳴らす事ができない為、なくしたら最後は人力で探すしかない、というのも、デメリットの一つかなと思います…。(キーホルダーにできる専用ケースを利用するのが紛失対策にはオススメです!)
【まとめ】家庭のニーズに合わせて検討を
以上が私のまもサーチ3を購入して後悔している理由です。とはいえ、繰り返しになりますが、まもサーチ自体はシンプルでしっかり使えるGPSだと思いますので、使いたいシーンや欲しい機能をイメージしながら、月額利用料や電池持ちなど比較して検討してみてください。後悔のないGPS選びになりますように!
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